[メイン] 仮置き : x5 3d6 #1 (3D6) > 12[3,6,3] > 12 #2 (3D6) > 7[1,5,1] > 7 #3 (3D6) > 9[2,1,6] > 9 #4 (3D6) > 15[6,5,4] > 15 #5 (3D6) > 11[3,6,2] > 11
[メイン] んああ : x5 3d6 #1 (3D6) > 11[5,2,4] > 11 #2 (3D6) > 7[5,1,1] > 7 #3 (3D6) > 13[6,3,4] > 13 #4 (3D6) > 10[4,2,4] > 10 #5 (3D6) > 14[4,5,5] > 14
[メイン] GM : 準備がよろしければ教えて下さい
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 教える
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 教えます
[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 出航だァ~~~!!
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 出航だァ~~~!!!
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 高木刑事は仕事終わり、雨の中帰路に着く。
[メイン]
GM :
傘がパタパタと雨音を弾く音、時折通り過ぎる車が水溜りを蹴り飛ばす音。
街の中の誰もが空から落ちてきた水を拒んで先を急いでいる。
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「仕事も終わったし帰ってオナニーでもするか」
イソイソと家に帰る
[メイン] GM : <聞き耳>どうぞ!
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : CCB<=90 軽視 (1D100<=90) > 82 > 成功
[メイン] GM : 「助けて」と小さな声が聞こえる。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「…ん?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「お~い!誰か呼んだか?」
[メイン] 少女 : あなたが何事かと思い、振り返れば、そこにはずぶ濡れの少女が、血に濡れた両手を握りしめて立っている。白いワンピースは水に濡れ、グレーのようにすら思える。黒髪がべったりと彼女の肩や、頬に張り付いていた。
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「おっひょっ!?」
ヤバいアメイシングな状況過ぎて変な声出た
ちょっとちびりそうになったてかちょっと出たかもしれん
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「え…え~どったの君?」
[メイン] 少女 : 彼女は、弱々しくあなたに伝える。
[メイン] 少女 : 「刑事さん、刑事さん」
[メイン] 少女 : 「何も覚えてないのだけど、どうやらわたしは人を殺してしまったのです」
[メイン] 少女 : 「わたしを、捕まえてください」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「え~…マジ?」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「……まあそういう話ならちょっと署で聞こうか」
参ったな…これからもう家に帰るって所なのに災難が降ってきたよトホホ…
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : あとずぶ濡れで可哀想なのでコート被せる
[メイン] 少女 : 「ありがとうございます」
[メイン] GM : コートを被せた時、彼女が泣いているのだと、ようやくあなたは気が付いた。
[メイン]
少女 :
「わたしは、わるいひとなのでしょうか」
ぽつりと、そうつぶやいた。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「分からん、そもそも俺は現場も見てねえしな」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「まあでも…そう気を落とすな、どういう事件か分からなけりゃまだ犯人も誰か分からんし」
[メイン]
少女 :
「…わかりました」
こくりと頷いて、あなたと共に近くの交番へと向かった。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : ……はあ、全く
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : コイツは中々…ヘヴィだぜ…
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
あなたはひとまず、彼女を近くの交番へと連れて行くことにした。
そこには顔見知りの粟山の姿もある。
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「おや確か仕事が終わったんじゃありませんか?」
高木の顔を見て声をかける
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「よ~お前ら厄介事持ってきたぞ~」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……えっ」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : (だ……誰…?)
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「厄介ごとですか…そちらの女性と関係がおありで?」
[メイン] GM : 粟山は<アイデア>を振れますね
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「いや待て待て待て、そもそもお前誰だ?」
千秋に対し
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 7 > スペシャル
[メイン]
GM :
粟山は入ってきた少女を見て彼女が「夜野かおる」だと思い出す。
彼女は確か、そうだ。売春をしていた少女だった。
寒い雨の日に、周りの大人のいうことなど聞く気もないといったような態度で不貞腐れた表情で頬杖をついて保護された彼女を、あなたは見かけたのだった。
それにしても、違和感を覚える。
あの時頬杖をついていた彼女と、目の前の彼女は、どうも印象が合わない。
服装や見た目もそうだが、態度のまるで別人のようだ、とあなたは感じるだろう。
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「そこに気が付くとは…大した方ですね」
自分がここにいるのがおかしいと気付いた高木に対して
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ですが今そこに言及されると少々厄介です。悪いが”教え直し”をしましょう」チャキ
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「やだ何この子こわい…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : CCB<=100 警察でも何でもないけど警察だと思わせる謎の力 (1D100<=100) > 99 > 成功
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「んー調子が悪いですが。まあいいでしょう」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……ん?あれ…?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「なんだ千秋か…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「私は警察の粟山千秋です。誰が何と言おうとあなたの顔見知り。”そういうコト”になりました」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : なんで同僚の存在忘れてたんだ俺…?え!?もしかしてもうボケが始まったの!?
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 嘘だろ!?俺まだ25だぜ!?
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「そして今思い出しました。あなたは夜野かおるさんですね。今日はどのような用件で?」
夜野に声をかける
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「え?何君達知り合いなん?」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ええ、以前見かけたことがありまして」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 知り合い、という言葉に首を振る。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「ああなるほどそういう…」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「あ~そうそうこの子が人殺しちゃったって言ってるんよ、現場見てねーから詳しいこと知らんけど」
[メイン]
夜野 かおる(よるの かおる) :
高木刑事にうなずき、血まみれの両手を粟山にも見せて
「何も覚えてないのだけど、どうやらわたしは人を殺してしまったのです」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「それはそれは…大変ですね」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「しかし一体誰を、いつ、どこで、殺したのですか?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「そういやそこんとこ何も聞いて無かったわ、そうだな、覚えてる範囲でいいから教えてくれ」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「わたしは、わたしの自宅で、襲ってきた男性を、殺してしまったようなのです」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「ほうほう男性を……自宅に死体ってまだ残ってるかい?」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「はい。そのままです」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「じゃあちょっくら調べてみるか、道案内頼める?」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「わかりました」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「あっ、でもその前にあれだな…」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「お前ら!風呂と着替え用意してやれ!」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「優しいですね。私も賛成ですがその前に夜野さんに付着している血液の保存だけはさせてもらいましょう」
鑑識的な人を呼んで保存してもらうよう頼む
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「おっあぶねすっかり忘れるとこだった…頼んだぜ~千秋」
[メイン]
警察官 :
「わかりました!」
かおるの手に付着した血液を証拠品として容器に保存する。
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「こんな状況警察でもなかなか無いですからね。忘れるのも無理はありません」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「だよな~、たまげたぜホント」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : そんな感じで一息ついてから現場に向かうのだった
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : ひっそりとある古臭さを感じるアパートだ。2階の右端のドアの前には「夜野」の表札がかかっているのがわかる。
[メイン] GM : <目星>を振れますね
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : CCB<=90 刑事 (1D100<=90) > 22 > 成功
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 34 > 成功
[メイン] GM : 「せいこ」「かおる」と二つの名前があることがわかる。
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「せいこ…せいこって?」
かおるに聞いてみる
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「お母さんです。今は別の家で暮らしています」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「なるほどお母さん…」
とりあえず意を決して扉を開ける
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「死体見るの苦手なんですよね~」
[メイン] GM : 物が少なく、シンプルな部屋。乱れた敷布団と勉強机、角の丸まった本棚、雑貨が置かれた箪笥がある。そしてその中央に、日焼けしたイグサを赤く染める一つの人影がゴロリところがっていた。
[メイン] GM : 彼女の妄想などではなく、本当に死んでいたのだ、ということに動揺する。SANc(0/1d3)
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : CCB<=50 (1D100<=50) > 53 > 失敗
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 1d3 (1D3) > 2
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : CCB<=75 (1D100<=75) > 98 > 致命的失敗
[メイン] system : [ 高木 益良雄(たかぎ ますらお) ] SAN : 50 → 48
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 1d3 (1D3) > 1
[メイン] system : [ 粟山千秋(あわやまちあき) ] SAN : 75 → 74
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「ホヒョッ!?」
いやあるのは分かってたけどやっぱ生は迫力というか…ちげーわ…
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「うわ…本当にあったんですね。気持ち悪っ」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「あ~も~やだやだ!死体なんて慣れるかっつ~の!」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : と言いながら布団漁るぞ~
[メイン]
GM :
乱れた布団の上に死体が覆い被さっている。男性の服は少しはだけているが、乱れた、というよりは自ら脱いだということがわかる。
<アイデア>を振れますね
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : CCB<=70 あいであ (1D100<=70) > 30 > 成功
[メイン] GM : 性的な行為に及ぼうとしていたことは事実だろう。
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「ふ~む…確かに男が襲ったのは間違いないな」
「性的にだが」
[メイン]
夜野 かおる(よるの かおる) :
「…気がついたらこの人が目の前にいて。わたしに覆い被さってて……!」
彼女はなんとかそう口に出すと震えてうずくまってしまう。
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「あ…あ~悪かった、やなもん思い出させちまったな、」
「何所か落ち着く場所にでも隠れてなさい」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : こくりと頷いて、死体が見えないところへ移動する。
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「ふうーむ、それにしても死因は何でしょうかね」
もうちょい死体を詳しく見ようとする
[メイン]
GM :
死体を詳しく見ると、学生証が出てくる。
「朝井だいき」という男子生徒であることがわかる。
どうやら夜野かおると同じ学校に通う生徒であるらしい。
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「ほんほん」
さらに詳しく死体を見る
[メイン] GM : 死体の頭部になにかで殴られた痕がありますね
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「死因は撲殺…被害者の身元も割れた。目撃証言がなさそうなのがあれですが頑張れば正当防衛もらえるかもしれませんね」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「しかしかおるが殺した記憶がないっていうのが気になるな…仮に嘘だとしてもそんな嘘つくより普通なら逃走とか隠蔽するだろうし」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「まあそうですね。もう少し調べてみましょうか」
ざっと部屋全体を見る
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「ああ、」机を見る
[メイン]
GM :
部屋は物が散乱しており、これはもとより散らかった部屋というよりは、ものを投げたり振り回して散らかった物だと思うだろう。
<目星>と<アイデア>を振れますね
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 20 > 成功
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 70 > 失敗
[メイン]
GM :
机には日記帳がある。また引き出しがあるが鍵がかかっているようだ。
<目星>を振れますね
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 机見る前に部屋全体アイデアしていい?
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : CCB<=70 あいであ (1D100<=70) > 94 > 失敗
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 🌈
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 🌈
[メイン] GM : 粟山は血のついた金属製の箱を見つける。重量はそこそこであたりどころが悪ければ死んでしまうと思うかもしれない。状況から判断するに、これが凶器だろう。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 机に目星するか…♠
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : CCB<=90 めぼ (1D100<=90) > 37 > 成功
[メイン]
GM :
ひとつだけ文房具をしまっている場所と別の場所に丁寧に置かれた消しゴムがあるのを見つける。なんともなしにカバーを外してみれば下には「朝井だいき」とサインペンで書かれていた。
<アイデア>を振れますね
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : CCB<=70 あいであ (1D100<=70) > 17 > 成功
[メイン] GM : そういえば「消しゴムに好きな人の名前をかいてバレずに使い切れば両思いになれる」といったおまじないが学生時代にあったな、と思い出す。
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
そういえばそんなおまじないもあったな…
えっ、でもここで死んでるのがだいきだろ…?
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「凶器は見つけました。そちらは?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「朝井だいきって書いてある消しゴム」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 日記も見る
[メイン] GM : 夜野かおるの日記のようだ
[メイン]
GM :
○月×日
みんな私のこと悪くいうけど、別にいいじゃん。
そんなに悪いこと? 好きに生きてるだけなのに。
可愛い服とか鞄とか、みんな羨ましいだけでしょ。学校まじでうざい。
○月×日
朝井くんが消しゴムを拾ってくれた。
みんな私のこと、馬鹿にするのに。彼は優しくしてくれる。
嬉しいな。
○月×日
朝井くんのこと、気になる。優しくて、かっこよくて、好きになっちゃったみたい。
でも、朝井くんはもっと綺麗な子の方がいいよね。容姿とかじゃなくて、心とか、身体とか。
消しゴムに名前を書いて使い切れば両思いになるっておまじないやってみようかな。
あと、ノートに百回好きって書いてみるとか。うわ〜、小学生みたい!
でも、楽しい。こーゆーのも、悪くないかも。
[メイン]
GM :
○月×日
うそ!嘘みたい!?ほんとなのかな?!
だいきくんが、こんな私を好きと言ってくれた。
付き合ってくださいって。そんなの、私がお願いしなきゃなのに!
びっくりしてよろしくお願いします? って頭を下げちゃったら、だいきくんも頭を下げちゃって、お辞儀しあってるみたいになって面白くって二人でわらっちゃった。
嬉しい、嬉しい!
でも
○月×日
だいきくんとデートをした。
マックとか安い店だし、私が今までしてきたデートともう何もかも違うけど。
でも、全部キラキラしてて。これ可愛いねって買ってくれたブレスレットだって、安物なのに。
それでも世界一素敵なもので。嬉しくって泣きそうだった。
○月×日
雑貨屋さんで不思議な人形を見つけた。
なんだか惹かれて、お店の人に聞いたら「わからないから、タダで持ってっちゃっていいよ」って笑ってた。店員さんはいつも優しい。私みたいなのにも、こんな可愛くて、キラキラしたものが似合うよっていってくれる。私も、こんな人になれたらな。
でもこれどうしよっかな、本棚に置いておこうかな。
○月×日
夢を見た
彼と結ばれる最初の夜に私を綺麗な女の子にしてくれるって人形が笑ってた。
ほんとだったら良いなって思う。お願いしますって言った。
○月×日(昨日の日付)
一緒に下校してたら、後ろから大きな声が聞こえた。
なんて言われたんだっけ。
「おい、知ってるか。こいつ、クソビッチなんだぜ。お金もらっておっさんとセックスしてるんだ。そんな汚ねぇ女とよく付き合えるよな」
そんな感じ。
心臓が潰れてしまうかとおもった。だいきくんの顔が見られなくて、思わず逃げた。
私が、私が綺麗な女の子じゃないから、だいきくんを嫌な気持ちにさせちゃった。
「明日、夜野の家行くから、ちゃんと話そう」って言われた。
私も、ちゃんと話そう。でも、うまく話せるか自信ないから、手紙を書いておいて、それを渡そうかな。
[メイン] GM : 日記に<目星>を振れますね
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : CCB<=90 めぼ (1D100<=90) > 70 > 成功
[メイン]
GM :
消しゴムで消されていた文章があることに気がつく。軽く鉛筆でなぞれば
「あの日、人形が夢で言ったことってほんとなのかな。だいきくんが嫌じゃなきゃ、お願いしてみようかな。」
という一文が出てくる。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「人形……?」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「なるほどなるほど…人形になにかあるかもしれませんね」
日記を横から見ながら
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : おわっ「この部屋でどっか人形見かけた?」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「いえ…なにも…そういえば本棚を見てませんでしたね」
本棚を見る
[メイン]
GM :
教科書やファッション雑誌、漫画などがある。
探しても人形のようなものはないことがわかる。
<目星>と<図書館>を振れますね
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 丁度図書館あるから俺も振るか
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : お願いします!
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : CCB<=90 見聞色 (1D100<=90) > 28 > 成功
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : CCB<=90 調査 (1D100<=90) > 40 > 成功
[メイン] GM : 粟山は端の方に小さな鍵があるのを見つける。
[メイン] GM : 高木刑事は記憶喪失について書かれた本を見つける。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 本見るぞ~
[メイン]
GM :
【記憶喪失について】
記憶喪失というが実際に記憶がなくなったわけではない。印象的なことやきっかけがあれば取り戻すこともできる。
最も、外因性の記憶喪失と心因性の記憶喪失があり、後者の場合は取り戻す時は慎重な判断が必要だ。患者の様子を見て、慎重に過去のエピソードを辿る必要がある。
強い拒否感を露わにしているときに無理をさせればより悪化させることもある。
一度に大量の情報を与えるよりも、あくまで自らが思い出すフックになる程度の軽いものをきっかけにするべきだろう。
印象に残るものを見せるのも一つの手だ。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 記憶喪失…か
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「鍵がありました。使えそうな場所に心当たりありますかね?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「鍵…あっ、机に鍵がかかってるとこあった気が」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「でかしました!」
早速そこに鍵をさしに行く
[メイン]
GM :
引き出しの鍵を開けると、そこには一通の手紙が入っている。
<アイデア>を振れますね
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 57 > 失敗
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 🌈
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : リベンジするぞ~~~!
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : CCB<=70 横からあいであ (1D100<=70) > 23 > 成功
[メイン] GM : 封筒は糊付けされておらず、切手も貼っていないことから手渡しするつもりだったのではないかと思う。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「手紙……なあやっぱあの子って」ひょいと横から顔出す
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「わっ、なんか気づいたのですか?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「いや…何というか」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「恋する乙女だったんだよな…朝井だいきに」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「でも死んでるのは明らかにだいきで…で、ラブレター」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「…これ見せたら当時の記憶思い出すかな~とか思ったり」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「ふむ…その可能性はありますね」
言いながら手紙を開封して読む
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「えっ!?よ、読むんだ…」
[メイン]
GM :
【手紙】
「だいきくんへ
告白します。
私は綺麗な女の子などではないのです。
こんな私のままあなたとつき合うのは、騙しているようで心苦しい。
あなたがいうように綺麗な子じゃなくて、ごめんなさい
ごめんなさい
かおる」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「だって気になりますもんねー」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「いやまあそりゃ気になるけど何か心の準備が…」
「oh…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ふーむ…自分はきれいじゃないと思った女の子が思いつめた末に記憶を喪失し…って感じでしょうか?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……」ハアッとため息をつき
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「真実に迫るほど…嫌なビジョンしか見えねえな…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「まあ警察の仕事なんてそんなもんですよ高木さん」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「まあそう…そうだけどさあ~……」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……」自分の頬をパンと叩き
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「あ~!悩むのやめだやめ!どうせ死人は戻ってこねえんだ!」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「だけど…あの子をあのままにしとくわけにもいかねえ」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ええ、このままでいさせるのはどう考えてもまずいかと思いますよ」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「……しかし人形が出ないのは気になりますね。もしかしてこの箱の中か?」
凶器らしき箱を詳しく見る
[メイン] GM : 箱を開けても中には人形らしきものは入っていませんね
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「うーん…そもそもこれはいったい何を入れる箱だったんでしょうか…?」
しげしげと眺める
[メイン] GM : choice なんか適当な重いもの 辞書とか重い本 中にはチョコたっぷり (choice なんか適当な重いもの 辞書とか重い本 中にはチョコたっぷり) > 中にはチョコたっぷり
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「あー……思い出しましたチョコの容器ですよこれ。チョコボールの景品でもらえるあれです」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「え…金のエンゼルとかのアレ!?」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「はい、それの豪華版です。それこそだいき君とやらにもらったんでしょうかね?」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「マジか…確かによく見たらこれキョロちゃんだわ」
「へ~おもちゃの缶詰ってこんなんなんだな~…」
おもちゃの缶詰をまじまじと見てる
[メイン] GM : 血にまみれて一部が凹んでいるおもちゃの缶詰は、鉄臭さもあり、憧れのものとはほど遠いかもしれない。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……血で汚れてるのが残念だけど」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「まったくですね。では…部屋もあらかた探索しましたし彼女に話を聞いてみますか」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……ああ」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : あなた達がそう思うとほぼ同時に、夜野かおるがおずおずと話しかける。
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「あの、ここにずっといると、その、怖いことを思い出してしまって。わたしからお願いしたのに、すみません。外に出てもいいですか?」
[メイン]
GM :
ここでわかることはあらかた収集できたように思える。
部屋を後にして、彼女について知ってそうな人に話を聞くのも良いだろう。
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ええ私は構いませんよ。高木さんは?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「ああ、てか悪かったな外で待ってくれても良かったが…」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「いえ、お願いしたのはこちらの方からなので」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「そうか、所で次の行先だけど…」
「学校は覚えてる?」
[メイン]
夜野 かおる(よるの かおる) :
「はい。覚えています」
こくりと頷いて
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「よし、じゃあ行くか」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「そうしましょうか」
[メイン]
夜野 かおる(よるの かおる) :
「わかりました」
2人を連れて学校へと向かった。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
夕方も過ぎ、雨ということもあって生徒の姿はほとんどない。
とはいえ、下校途中の生徒に話を聞くことはできそうだ。
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : それじゃあ夜野さんがどういう人かについて聞けたりしますかね?
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : !
[メイン] 生徒 : 「は、はぁ。なんでしょうか?」と不審そうに応じてくれる。
[メイン] GM : 交渉技能か、RPで話を聞けますね
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「まあそう警戒するなこれ見ろ」
警察手帳見せる、信用で
[メイン]
生徒 :
「け、警察の人!?」
手帳を見てびっくりしながらも話す気になったようだ。
[メイン] 生徒 : 「えっと、それで、なんの話を?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「ちょっと夜野 かおるさんって人にね、ちょーっと気になる事あるから教えてくれな~い?って」
[メイン] 生徒 : 「夜野かおる?あ~、あの子ですか。有名ですよ」
[メイン] 生徒 : 「不真面目だし、なんかすごいあれでしょ?パパ活?とかしてるんだよね? みんな関わりたくないなって話してますよ」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「ふんふん…」大方情報通りか…
「じゃあ朝井くんって知ってる?」
[メイン]
生徒 :
「朝井というと、朝井だいきくんかな?」
「もー、そりゃあ人気者ですよ! 笑顔が素敵だし、困ってたら助けてくれるし!」
[メイン] 生徒 : 「だから、夜野と朝井くんが付き合ってるって言われたときはびっくりしたよ。きっと、あの夜野がたぶらかしたんだよね。優しいから朝井くんきっと断れなかったんだろうな。可哀想」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ふんふん、噂になっているんですね」
[メイン] GM : その時、かおるの背後から誰かが声をかけてきますね
[メイン] : 「ねぇ!ねぇ!そこのぎゃんかわ女子~!お茶しな~い?」
[メイン]
夜野 かおる(よるの かおる) :
「…!?」
ビクッとしながら背後を振り向いて
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「なーんてね!やっほー!かおるっち!」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「へちまちゃん……?」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「?知り合いかい?」
かおるの方に振り向く
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「あっ、はい。友人の雲谷へちまちゃんです」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「友人って寂しいな~!アタシらまぶだちじゃん?」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「お~そうかそうか、おじさんはまあ…決して怪しいもんじゃないヨ?」
警察手帳をしまう、千秋にもコッソリしまうように伝える
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「ええそうですよ。私たち怪しくない」
ありもしない警察手帳をしまう動作をする
[メイン]
雲谷 へちま(もや へちま) :
視界の端に手帳を捉えたようで
「わおっ!?警察の人!?かおるっちなんかやったの!?」
[メイン]
夜野 かおる(よるの かおる) :
「えっ、えっと、その……」
困ったような表情を見せる。
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
(やっべバレたじゃん…)
「いや…そうじゃないんだ!まだわからないっていうか…調査中?」
「彼女は重要参考人って所だウン」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「まあそうですね。捜査の手伝いをしてもらっているんですよ」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「あっ、そうなんだ!焦っちゃったじゃ~ん!」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「ごめんね。心配かけちゃって」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「まあそういうわけで君からも色々聞きたいんだけど…いいかな?」
[メイン]
雲谷 へちま(もや へちま) :
「うん?なになに?かおるっちが困ってるならアタシもできる限りは手伝うぜ☆」
きらりと眼鏡が輝く。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「まあとりあえずはかおるちゃんの事…君から見てどんな感じ?」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「めっちゃかわいい!彼女にしたい!」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「…えっ!?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「へ~彼女…彼女に?」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ふんふん、なるほど」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「あはは!ジョーダンジョーダン!だってかおるっちには彼氏がいるしね☆」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「おっ、知ってるんだ」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「知ってるよ~!でさでさ!朝井とは上手くいったん?」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「てか、なんかぁ、イメチェン?!普段と雰囲気違うけど!でもめっちゃ似合ってんじゃん!朝井の趣味ぃ?アタシはどっちのかおるっちも好きだぜ☆」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……えっ?そうなの?彼女いつもこうではない?」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「普段はもっと派手だよね!でも今日は清楚系って感じ!か~わいい~☆」
[メイン]
夜野 かおる(よるの かおる) :
首をかしげながら
「あの…ごめん。へちまちゃん」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「朝井って、誰?」
[メイン]
雲谷 へちま(もや へちま) :
「へ? いや、ジョーダンきついっしょ!え? マジ?」
カチン!と音が聞こえそうなほど固まったへちまはぎこちない動きで高木刑事と粟山を見上げた。
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「ど、どしたん、かおるっちは……」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「どうも記憶喪失らしくて…でも貴方の名前は覚えていたようなんですよね」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「何か一部の記憶がないみたいなんだよな、所で普段の彼女の写真とか…持ってないか?お巡りさんかおるちゃんが普段どんな見た目の子か知らんのヨ」
[メイン]
雲谷 へちま(もや へちま) :
「お、おわ〜……。まじかぁ……。」
そういって彼女は頭を抱えた後、バッと顔をあげ、自らのほっぺたをバチンと叩いた。
[メイン]
雲谷 へちま(もや へちま) :
「おっし!力になれること、なんでも協力する!任せろ!」
「写真だったね。ちょい待ってて」
スマホを取り出して
[メイン]
雲谷 へちま(もや へちま) :
「あった!これ!つい最近撮ったやつ~!」
そう言うと、2人に写真を見せる。
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「ね?雰囲気違うっしょ?」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「そうですね…確かにどことなく雰囲気が違うというか…以前私があった彼女はこちらに近いです」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「ん…言われてみれば確かに…」
服装が変わったから雰囲気違うとかそんな話ではねえなこれは
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「他に聞きたいことは?何でも協力するぜ☆」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「そうですね…では朝井くんでしたっけ? 彼がどういう人だったか聞かせてもらえますか?」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「朝井?イイヨ~!」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「もー!ほんとかおるっちメロメロでさぁ!恋って人を変えるって、ありゃマジだね。なんかいっつも冷めてて『みんな子供みたい』って感じだったのに! あ、でも、冷めてるっても全然たのしーこと楽しむ子だったよ!映画とかゲーセンとかさぁ」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「アタシは朝井のことは良く知らないけど、とにかくかおるっちがそれくらい好きになる人だったね☆」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : やっぱ本気だったんだな…
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「なるほど…かおるさんが今一人暮らしをしている理由は知ってますかね?」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「一人暮らししてるのは知ってるけど、かおるっちから話さないし、複雑なジジョーってやつだと思うから聞いてない☆」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「そういえばいつから一人になったんだ?」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「わかんない。初めてかおるっちの家に行った時にはもう一人暮らしだったし」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 一人暮らしイイヨね☆憧れる~!なんて笑いながら言っている。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「そっかあ~」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「わかりました。それじゃあもう一つ、かおるさんは人形を持っていたようなんですが見当たらなくて…心当たりありますか?」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「あ~…何か前に聞いたかも!雑貨屋で買ったって言ってたような?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「雑貨屋?」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「心当たりはないかな。かおるっちが大事そうにしてたのは覚えてるぜ☆」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「うん!輸入雑貨屋さん」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「その雑貨屋って場所知ってるかい?」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「知ってるよ!てか、かおるっちも知ってると思うけど?」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「記憶不安定っぽいからなあ…かおる知ってる?」
聞いてみる
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「雑貨屋さん?はい。覚えています」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : (良かった知ってた)
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 清楚な感じのかおるっちやっぱりいいね~☆なんて後ろで笑いながら話している。
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「では次はその雑貨屋さんに行ってみましょうか」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「そうするかァ、へちまちゃん、色々あんがとな~」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「うう~…!アタシも行きたいけど、今日は外せない約束が…!」
[メイン]
雲谷 へちま(もや へちま) :
「あっ、ちょっと待って!」
2人に駆け寄り、かおるに聞こえないくらいのトーンで話しかける。
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「ん?」
少し立ち止まり振り返る
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「アタシさ、恋をしてたかおるっち楽しそうだったなって思うの。だからさぁ、それを忘れたままってのは、ちと切ないなって」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「でも、その分苦しんでたことが多いのも知ってる。だから、思い出すのがいいのか、忘れちゃったままがいいのか、ちょっとわかんない」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 「ま、わかることは、どっちのかおるっちもあたしは大好きってことだけかも! それだけ!バイバイ!」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「…ああ、またな!」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「お話をお聞かせいただきありがとうございました」
[メイン] 雲谷 へちま(もや へちま) : 大きく両手を振って駆けていった。
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「…へちまちゃん、またね」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : へちまと別れると、そのまま2人を連れて雑貨屋へと向かった。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
小さな雑貨屋。
通常に仕入れる雑貨から、輸入雑貨、アンティークといったものも扱っているようで、店主の趣味がうかがえる。
[メイン]
店主 :
「いらっしゃいませ」
カウンターの方を見れば、女性の店員がにこやかに挨拶をしていた。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「ほ~ここが雑貨屋かァ…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「どうもこんにちは。今日はこちらの方が買われた人形についてお話を伺いたいのですが…」
[メイン]
店主 :
ちらりとかおるの方を見て
「ああ。覚えていますよ」
[メイン]
店主 :
「買われたというより、私から差し上げたのですが」
「ここにあるアンティークは、基本的に父が仕入れたものなのですが、たまによくわからないお土産が交ざっていることもあって。だから、それもお土産だと思って、彼女に差し上げたんです」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「お土産…?失礼ですがかおるさんとはそんな親しい中で…?」
[メイン] 店主 : 「常連のお客様ですね」
[メイン] 店主 : 「それに、私にとっては可愛らしいお客様です。もっとも、可愛らしい雑貨やステーショナリーには興味がないようで、もっぱらアンティークを眺めていました。世間話などもよくしましたよ」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「へ~…常連」
[メイン]
店主 :
「最近はなんだか可愛らしくて、おまじないとか、願いを叶えるお守りはないか、なんてお話ししていて」
クスクスとほほ笑ましそうに笑いながら
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「所でそのぬいぐるみって…同じのはあります?」
[メイン] 店主 : 「あ~…一点ものだったので、彼女に差し上げた分しかなかったと思います」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「むう…そうですか…」
[メイン]
店主 :
「…ところで、彼女になにか?」
「少し上の空に見えますし、いつもと雰囲気も違うような?」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「ああそれが彼女部分的な記憶喪失らしいんですよ…」
「だからそのぬいぐるみが記憶の手掛かりになるかななあと…」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「貴方もそう見えるのですね。どうも恋人のことを忘れているらしいんですよ」
[メイン] 店主 : 「記憶喪失…それは大変ですね」
[メイン] 店主 : 「ごめんなさいね。せめて人形の写真でも残しておけば良かったですね」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「なにかこう実物や写真は無くてもあのぬいぐるみ…に関する情報とかありますかね?」
[メイン]
店主 :
ゆっくりと首を左右に振って
「ごめんなさい、私にはなにもわかりません」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「う~んそうですか…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「そういえばほかに彼女が買ったものとかはあるんでしょうか…?」
[メイン] 店主 : 「特にこれといったものは、私のお話相手になってくれてることがほとんどでしたね」
[メイン] 店主 : ねー!とかおるの方に目配せをして
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : その視線に気づいてこくりと頷く。
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「なるほど…お話というのはどのような話題で?」
[メイン] 店主 : 「先ほども話しましたが、おまじないとか、願いを叶えるお守りはないかとか、そういったものですね」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「なるほど…あるんですかね?」
[メイン] 店主 : 「お客様も興味おありで?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「願いをかなえるお守り…?」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ありますよ。そんなものあったら楽しいじゃないですか」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「まあそりゃそうだなあ…」
でもそういうの大抵代償とかありそうで怖いなァ…
[メイン]
店主 :
「それはそうですよね。私もそう思います」
「もし本当にそんなものがあったら私が独占しちゃいますよ」
裏を返せばそんなものはないと言っているようなもので
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「そりゃあそうですよね。あははは」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「まあ…そうか…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「それでこの店に来て記憶の方は思い出せましたか。かおるさん?」
[メイン]
夜野 かおる(よるの かおる) :
首を左右に振る。
「このお店や、店主さんのことは覚えていますが、あの男の人のことはなにも…」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「う~んそっか…」
思ったより問題の根が深いな…
[メイン] 店主 : 「あの…差し出がましいかもしれませんが…」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「?」
[メイン] 店主 : 「彼女の記憶、私は困らないなら忘れたままでもいいんじゃないかなって思います」
[メイン] 店主 : 「だって、覚えてたらとても生きていけないことってあるじゃないですか。私もいくつかありますから」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「………うん、確かに店主さんのいう事は割と尤もなんですよね」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「でも」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「今回それをするにはちょっと問題の根が深すぎるんです」
[メイン] 店主 : 「…なるほど。ごめんなさい。今の話は忘れてください」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「いえいえ、お気遣いありがとうございます」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : (……しかしこれでここから行く宛も無くなったな)
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「そうですね…ここの話もあらかた聞けたでしょうし残るはかおるさんの母親でしょうか?」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「あっ…そういや別居した母が…ここら辺近い?」
かおるに聞く
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「すみません。実はお母さんがどこに住んでるのか、わたしは知らなくて…」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「あら?そっかあ…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「……それは記憶喪失の影響ですか?」
[メイン]
夜野 かおる(よるの かおる) :
首を左右に振って
「いえ、お母さんはわたしになにも言わずに出て行ったので…」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「どこにいるのか、わたしが知りたいくらい…」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「……」
家庭環境も荒れてんなあ…
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「うん、なんかゴメン」
「とりあえず外でよっか…」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「いえ、最初から説明していなかったわたしの方も悪いので…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「改めてお話してくださりありがとうございます」
[メイン] 店主 : 「いえいえ、またのお越しをお待ちしております」と柔らかい声で言う。
[メイン] 店主 : それは、あなた達にいったものでもあり、かおるにいったものでもあるのだろう。
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「今度は客としてきますね~」
[メイン] 店主 : その言葉にニコリと微笑む。
[メイン] GM : 3人は雑貨屋を後にしました。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : あなた達は現場を見た、話を聞いた、環境を見た。
[メイン] GM : 彼女を知った。
[メイン] GM : 気がつけば雨は止み始めていて、雲の切れ間からは夜空がのぞいている。
[メイン] GM : 記憶がなければ、彼女は全てをリセットして生きていけるのだろうか。
[メイン] GM : 記憶があれば、彼女は大切な気持ちを抱えて生きていけるのだろうか。
[メイン] GM : あなた達の手のなかには彼に渡されるはずだった手紙がある。
[メイン] GM : あなた達は、どうするだろうか。
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「………」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「かおるちゃん」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「…はい」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「一つ聞きたい」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「なんでしょうか?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……記憶を、思い出したいかい?」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「…どう、なんでしょうか?」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「わたし、自分でも良くわからなくて…」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……はっきり言おう」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「この先は…」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「………」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「どっちを選んでも地獄だ」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ええ、まさしくそうでしょうね」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「調べてわかった事は、君はどの道捕まる事になるだろう」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「そして俺は…君の記憶の綻びがいつまでも続くとは思っていない」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「だからここからは」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「いつか来る地獄を何も知らず牢獄の中で先延ばしにして待つか」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「それとも」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「今、ここで残酷な真実を知るか」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「その為の手掛かりを俺達は持っている…」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「やっぱり、わたしはわるいひとなのですね」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「法律上はどうしてもそうなりますね。世間一般から見てどうかまでは私は知りません」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「いや…」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「確かにかおるちゃんは法律的には罪人だ」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「だがこれは…俺の目から見ても一種の事故だと思う」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「だが…ホントに辛いのはそこじゃない」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「今から知るのは、そんなのより辛い現実だ」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「とはいえ、あなたがわるいひとかどうか? それを本当に知ろうと思うのならば記憶を取り戻すしかないでしょうね」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「結局のところ、そういうのは自分で判断するしかないことですので。今のあなたには決定的な判断材料がありません」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「…もし判断を迷っているなら」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「無責任だが、俺は知った方がいいと思う」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「だけど、これは俺達が勝手に決めていい事じゃない」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「俺は…返事を待つよ」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「で、どうしますか? 自分がいい人か悪い人か、別にそんなこと知らなくても生きていたいというのならば記憶を思い出さない方がいいと思いますよ」
[メイン]
夜野 かおる(よるの かおる) :
「わたしは…」
ちらりとあなた達が手に持つ封筒の方に視線を向けて
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「それを見ていると、頭が痛くて…」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「すみません、見たく、ないです」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……そうか」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「……じゃあ改めて」
かおるの肩を叩き
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「署まで…来てくれるね?」
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「…わかりました」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「よくぞ決断されました。ご同行お願いいたします」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
彼女を署に連れて行く
手錠は…必要ない、彼女にそんな気は無いだろう
[メイン]
GM :
あなた達は彼女に手紙を渡さなかった。
それは彼女を思いやってか、それとも別の理由か。
[メイン] GM : 現場の捜査が終わり、彼女は少年院へと送られることとなった。
[メイン]
GM :
現場の様子や指紋などから彼女が容疑者として有力だが、記憶がないこと。
加えて未成年であることから最終的には精神病院の方に行くだろう。
[メイン] GM : 全てに実感がない様に。全ては不幸な事故だった様に。
[メイン] GM : 彼女は最後あなた達に問いかける。
[メイン] 夜野 かおる(よるの かおる) : 「刑事さん、わたしは悪い人なんでしょうか?」
[メイン] GM : その言葉の後にはなにも語らず、警察署へと一緒に歩く。
[メイン] GM : しかし、これから彼女にはきっと新しい朝が訪れる。
[メイン] GM : それだけは、確かだった。
[メイン] GM : 雨は止んだ。明るすぎるこの街では夜空を見ることは叶わないが。
[メイン] GM : あなた達は、見えないだけでちゃんとそれが輝いていることを知っている。
[メイン] GM : 小さな夜は、終わっていく。
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) :
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) :
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) :
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
夜明け前
一通りの処理が終わった後の警察署にて
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「あー…大変でしたが何とか一段落ついて帰れそうですね」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「あ~~~~~そうだなァ~~~~~~~………」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
高木は酷くおちこんでいた
もう今日は肉体的より精神的に疲れた、まじつらたん
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「……大丈夫ですか? 顔色が悪いですよ」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「お前は平気そうだなァ…すげえなお前…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ええまあ…慣れているというかもっとひどいのも知ってますので」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「いやまあそうだけどさ…確かにもっとひどい事とかあるけどさあ!」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「だからってさあ!慣れねえじゃん!辛いもんは辛…やっぱつれえわ…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「優しいんですねえ…私はそういう気持ちがいまいち薄いので大事にしてください」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「ああうんそうなの…?そっかあ…」
なんかちょっと褒められたみたいで嬉しそうに
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ええ貴方みたいな方が警察をやっているのはいいことだと私は思いますよ」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「そ…そう…?」
エヘヘ…
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……ありがとよ、なんかちょっと元気出て来たわ」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「それはよかった。では元気が出てきたところで聞きたいことが…」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……?何?」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「結局のところ…彼女って悪い人だったんでしょうかね? あなたどう思います?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「いやあ、別に悪人って訳じゃねえんじゃねえかな」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「俺が見る限りは不幸な事故だったと思うし…それが無ければ被害者が死ぬ必要だって無かったんだ」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「売春だって…金が必要だったからだろ?」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「でしょうね。親から見捨てられた子供が自分一人で生計を立てようと思うと真っ先にそれが思いつくでしょうし…そうでなくても売春しているから悪とは私も思ってないです」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「被害者の彼は気の毒ですが…彼女からしたら目が覚めたところで見知らぬ異性に迫られて…そりゃあ命の危機を感じて物の弾みで殺しちゃうことだってありますよ」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「まあ…状況が状況だから正当防衛は認められなかったが…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「目撃証言がないですからね…まあいろいろなことを鑑みて精神病院が有力らしいです」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「精神病院か…少年院より悲惨だな」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「まあ人の命を殺めたということに対して罰が全くないというのも…それこそバツが悪いでしょうからね。彼女にとってはちょうどいいのかもしれません」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「まあ…それもそうか」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「記憶の綻び…あなたはいつまでも続かないといいましたが…私はあそこで見ないことを選んだ彼女は一生そこから目をそらして生きるのだと思います」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「そうかねえ、俺はそうは思わないけど」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「忘れてるだけならふとした拍子で思い出したり…もしかしたら記憶のピースの方が彼女の元に来る可能性もある」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「簡単に逃げれるとは思えねえな、俺は」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「……実のところ私、こう思っているんですよ」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「彼女、自分が何をしたのか本当は気が付いてるんじゃないかって」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「だってそうでしょう? 襲われたから殺したってだけなら…あんな風に自分が悪い人間だと何度も聞きませんよ」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「友達のことも雑貨屋のことも母親のこともよく覚えていました。おそらくは…本当に記憶がなかったのは殺す前後だけなんでしょうね」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「………俺さ」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「ホントの事言うと…」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「………分からなかったんだ、どうしていいか」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「それでも、あの時は俺達が決めていい事じゃないと思って、彼女に決めさせたけど」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「そこまで知っていたのなら……」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「もう少し強引にでも…思い出させるべきだったかもな…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「あるいは……断罪されたかったのかもしれませんね。ですが彼女は選びました」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「思い出さないということを。そうやって生きていくということを」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「……私も本当のところどうすればよかったかはわかりません」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ですけど、彼女自身が決めたことです。その決断がよかったか悪かったかは…未来の彼女が決めることだと思います」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「……私は彼女に決めさせたあなたの決断、間違ってないと思いますよ」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……そうか、」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「………彼女の人生は、悲劇だった、ちょっと調べただけで目に見えて分かるほど…」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「でも、彼女には友達も、気にかけてくれる人もいた」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……幸せになれるといいな」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「ええ、私もそう願っています」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「では聞きたいことも聞けましたし、帰りましょうか。それともせっかくですしどっかの店にでもよりますか?」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「……いや」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「気持ちは嬉しいが、今日はまっすぐ帰りたい、そんな気分だ」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「まあお互い疲れてますしね」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「ああ、それじゃあまた明日」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「ええまた明日って…朝日がもう上ってますね」
そう言って朝の太陽を指さす
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「マジか…もう朝…」
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 「どんなきつい日でも朝が来れば日は昇るんですね…」
[メイン]
粟山千秋(あわやまちあき) :
「高木さん……長い一日…お疲れさまでした!」
そう言ってどこかへと去っていく
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
「お…おい!?」
「……行っちゃったよ」
[メイン]
高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
……どんなに最悪な日でも
どんなに楽しい時でも
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 変わらず朝日は訪れ…そして変わらない事もある
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「さて…じゃあ俺も」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 「帰ってオナニーでもするか」
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : シャンクトゥルフ「よたかのこい」
[メイン] GM : エンドB「こいしらぬむく」
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 宴ですわ~!!!
[メイン] 粟山千秋(あわやまちあき) : 宴だァ~~~!!!
[メイン] 高木 益良雄(たかぎ ますらお) : 宴だァ~~~~!!